「わかる」「できる」授業づくりを目指して ~椿原正和先生をお迎えして~
2025年6月11日 17時39分今日は、雑節の一つ「入梅」です。文字通り「梅雨に入ること」を意味し、梅の実が熟すころに降る雨を指すそうです。
今日も朝から雨が降るあいにくの天気でした。しかし、昨日からのような雨ではなく、小雨が降ったりやんだりの一日でした。
午後からは、椿原正和先生をお迎えし、師範授業と職員への講話をしていただきました。
師範授業は、4・5年生合同授業として説明文「アップとルーズで伝える」の学習でした。
まずは、学習準備から始まりました。筆記用具等の確認と机上に置く場所等のルールを決めました。リズムよく進む様子に気持ち良さを感じる私でした。畑地っ子に身に付けてほしいところの一つをきちんと指導していただきました。感謝です。
いよいよ授業に入りました。教科書を開き、ページを指で押さえる。丸を付ける。確認の大切さを痛感しました。
ノート指導では、学習のめあてを書く方法(視写の仕方)を丁寧に指導していただきました。その後、丸を付けて確認されました。この丸付けによって、やる気を増した4・5年生でした!
説明文を読む活動では、範読を聞きながら、指を動かして読みました。
読む速さが速くなっても集中して指を動かす姿が見えました。その後は、指を動かしながら声を出して読むことに挑戦です。
大きな声に変わっていく瞬間を目の当たりにしました。
図表やグラフと文章を関連付けることや筆者の主張についても、ポイントを教えていただきました。
椿原先生の一言一言を真剣に聞き、一生懸命に考え、学習している4・5年生は、この1時間で成長したようにも感じました。事後の感想を読むと、「よく分かった」「ほめてもらい、安心して学習できた」「次も来てほしい」など充実した学習だったことがよく分かりました。(^▽^)/
この後、職員を対象に講話をしていただきました。講話していただく内容を、こちらがたくさん希望したので盛りだくさんでしたが、一つ一つ丁寧に話していただきました。
90分間の講話でしたが、あっという間に終わったように感じました。きっと、職員全員がそう感じたと思います。
お話していただいたことを、今後の畑地小学校の教育活動に生かしていくこと、そして一つでも共通実践できたらいいなあと思います。すべては、畑地っ子一人一人を取り残さないために……。
椿原先生、本日は誠にありがとうございました。今後も、どうぞ御指導をよろしくお願いいたします。